ムードを変える色心理と風水
心理学の最前線を紹介する「サイコロジートゥデイ」誌の記事「科学的根拠に基づく色の選択」でサリー・オーガスティン医師による部屋の壁色アドバイス。
暖系の色が与える心理的効果は
・部屋の温度が暖かく感じられる
・フレンドリーな気分になる
・お腹がすく
一方リラックスさせるには壁の色を明るめの色に。
中でも薄めのセージグリーンや砂っぽい色の青やオレンジに効果があるとか。
クリエーティブな思考が必要な場合はグリーン系、分析力が必要とされる勉強には赤系、エクササイズをするには濃いめのグリーンやサファイアブルーに心理的効果があるそうです。
ところで、風水でも色をよく使います。
人やものを「陰」と「陽」、それに加え「木・火・土・金・水」の5つのエネルギー種類に分類します。
その人の持つエネルギー要素をもとにバランスを取るようにたとえば「水」の要素で補強したりするので、家族全員が◯色の財布を持てば効果絶大…、ということにはならないようです。
ちなみに木=青、火=赤、土=黄、金=白、水=黒です。色だけではなく方角や形、食べ物や味、他のエネルギーとの兼ね合いを考えてその人に合ったエネルギー調整をするのが風水のようです。
そして風水の英語表記はFeng Shui 、このスペルどおりフェンシュイ と発音しても中国人には通じません。
中国語の簡体字表記は风水、ピンインはFēngshuǐで中国語のeはエとウの中間、日本人の苦手な発音の一つです。
声調は第一声と第三声の組み合わせ、ソプラノ風高めのトーンでフン・シュエーィという感じです。
中国との対立が続く米国の現大統領、お抱えの中国人風水師がついているそうですが、ネクタイの色はほとんどが赤か青…です。