コロナウイルス・パンデミックでアジア系米国人への暴力が深刻化している米国では、1月にカリフォルニア・オークランドで84歳のタイ人男性が後ろから何者かに襲われ死亡する事件が発生。
事件の瞬間をとらえた動画がネットやニュースで流されているが、アジア系映画俳優らが、フェイスマスクをつけた犯人探しを訴え、暴力が深刻化する事態に歯止めをかけようと立ち上がっている。
中国系、アジア系への人種差別や社会問題を45年に渡って撮り続けた中国系フォトジャーナリストのコーキー・リーが1月にコロナウイルスのために他界、日系コミュニティーにも積極的に関わってきた彼の他界はアイロニーであり、米国アジア系社会にとって大きな損失に。
2021年1月29日付けニューヨークタイムズ紙より